久しぶりに不気味な映画をみました。
独身者は施設に送られて、45日以内にパートナーを見つけないと自身が望む動物に変えられてしまうという謎すぎる設定の世界。
そんな中で、離婚を切り出された夫の主人公が動物に変えられるならロブスターになりたいという話。もちろんパートナーを探す努力はしてるんだけど
離婚したからって施設にぶち込まれるのは可哀想よね。って思った。
こっからラストのオチまで含んじゃう感想書くんで、気になる人はぜひアマプラで観てみて!面白いよ!!
でも性行為シーンがガッツリあるから一緒に観る相手は選んでね…!!!
※ここより先ネタバレあり
主人公はじめ、やっぱりパートナーが見つけられなかった者たちということなのか一癖二癖ある人が多く、成立するグループもあるんだけど
成立の仕方がね。
共通点を見つけるっていうのがすごく多かった。鼻血がよく出る女性へのアプローチが、こっそり自分も鼻をぶつけて鼻血を意図的に出すようにし「僕も鼻血がよく出るんだ」が決定打になって成立したり
主人公は無理矢理、情がない女性へアプローチするために冷徹な性格を演じるんだけど
演技だからボロが出てしまい、殺されそうになって破局したり。笑
嫌になった主人公は施設から逃げ出して、むしろ恋愛禁止のレジスタンスグループみたいな集団と暮らすようになるんよ。
そこで知り合った女性が自身と同じ「近視」である共通点をみつけ、お互い惹かれあって恋愛禁止の掟を破っちゃうんよね〜…。
掟を破ったことがバレた罰として、女性は視力を奪われる手術をされるんだけど
そうなると共通点だった「近視」がなくなっちゃう。それだけが原因じゃないんだけど、主人公は冷めていってたようにみえる。
全盲の人との会話の難しさや全盲によって前のように触れ合えなくなったのが原因なんじゃないかなと残酷だけど思う。
最後は主人公と全盲の女性が2人で逃げ出し、主人公も目を潰して一緒になろうとするラストなんだけど
目を自分で潰そうとする直前で終わるんよね。
絶対潰していないとおれは思う!!笑
潰したフリをしたか、そのまま逃げ出したか、ロブスターになるか
恋愛についてなんか考えさせられる不気味で面白い映画だった。
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