障害者施設でおきた実際の事件が元となっている映画らしい。「月」
福祉の仕事に関わっているからこそ、胸に刺さる部分が結構あった気がする。
施設内で虐待が起こっているシーンがあるんだけど、普通に実際に今も施設内ではあるからね。高齢分野のしか実情は知らないけど、通報を受けたこともある。
職員が利用者を叩いたり、悪意なき身体拘束をしたり
そういう状況に追い込まれる程の仕事環境だっていう面も正直あると思う。
以下ふつうにネタバレあり
この映画の犯人も真面目な気持ちが暴走した結果だとも思った。
「心のない人は生かす価値がない」と入所者の中で心を持ってコミュニケーションが取れない人を殺害していくんだけど
それだけじゃ人は殺そうとまでは思わんはずなんよ。
施設内で虐待を受けている利用者、支援している中で逆に手を出されたり、排泄物を自身に塗られたりの積み重ねがそこまで極端な思想になっちゃったんだろなあ。
主人公の夫が自分の子も生まれて一言も喋れず障害児として亡くなった過去があって
後の犯人に対して
「じゃあおれの子も心が無くて生きる価値がないのか?」みたいな返しをした時に戸惑っていたのがちょっとリアルだった。
でも身内と仕事で対応するのとじゃ全然違うよね。
そこを一緒に混ぜてた場面が多すぎたのが気になったかも。
おれだって仕事上での付き合いだったら同僚や利用者に腹立つことあるわい…!!!
対人の仕事ってほんとメンタルにくること多いと思うから、フォローしたりフォロー受ける体制は整っておいて欲しい。
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