最近 外部研修があって割と自分にとって大事なことだと思ったので感想文的な日記になるかも。
ひきこもりと聞くと、どうしても仕事をせずに怠けている、本人に何かしら問題があるみたいに考えてしまうこともあるんだけど
そうじゃなくて
ひきこもりによって起きている問題を理解して何を解決させることをゴールとするのかを考えるのがすごく大事なんだと理解できた。気がする。
例えば、ひきこもりで仕事をしていなくても莫大な資産があったり家族関係も良好であれば
外出せずにひきこもってても問題ないわけで
親子の関係が悪かったり、親の年金だけを頼りにしていて将来的に困窮するのが確実だったり
仕事をさせることをゴールにしちゃいかんなと思った。
ひきこもりによって家族関係が悪化している背景は、仕事をしない子に対しての声掛けだったり、幼少期の愛情形成に問題があったりするので
とにかく否定せずに、肯定する声掛けを増やすことが大切。仕事をしていなくても皿洗いをちょっとしてくれたり犬の散歩をしてあげたり
そういうできているところを親や周りが認めてあげることが再スタートに繋がる糸口になることが多いらしい。
仕事が嫌なら無理して月数万稼いで、トラウマ増大させるより家族関係良かった方がいいんじゃない??みたいなぶっちゃけトーク的なのも印象に残ってる。
ただ、仕事をしないと必然的に親が先に亡くなって収入がなくなるので、仕事をしていない今を準備期間ととらえて興味があることを探してもらったり前向きになれる状態へ持っていく方に視点を変えてこれから支援していきたい…!
依存症に関しても似たようなことで
アルコール依存を酒が辞められない忍耐力の低い人
ととらえるんじゃなくて
生きづらさを解消する自己解決方法に酒しか選べていない状態
とみることで解決すべき課題がみえてくる気がする。
アルコールや薬物依存の人が使用する1番の理由も、58.8%が苦しさがまぎれるから
と解答しているようで、みんなやめたいのではなく、やめられない状況ということ。
そんな状況の人に
お酒飲むな、やめなさい
といきなり言っても効果があるわけなく、その人にとってお酒に逃げてしまう原因を一緒に考えるため信頼関係を築くことが最優先だなと思うことができた。
この考え方は引きこもりや依存症の人たちだけでなく、対人関係に関わる職種全ての人が学ぶべき視点なんじゃないかな。
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